2017年2月13日月曜日

2/22(水) RCEP(東アジア地域包括的経済連携)緊急院内報告会



 2月27日より3月3日まで、神戸でRCEP会合が開かれます。TPPを含めメガ協定会合が日本で開かれる最初の機会です。ところが、その内容は全く国民にも国会にも公開されていません。TPPは絶対秘密が交渉参加条件でしたが、RCEPはそのような守秘義務が無いのにも関わらず、またそのカバーする範囲はTPPを超え、国民の生活および産業構造に多大の影響がでることが予想されるにも関わらず、政府は一切情報を公開してきませんでした。
そこで今回、RCEP問題を継続的に研究されている亜細亜大学の石川教授に、RCEP交渉の現状、対象そして課題について基調講演いただき、その後、各界・NGOの皆さんとのQ&A, 意見交換を行いたいと思います。
トランプ政権誕生とともに6年間続いたTPPが消滅し、その一方で、トランプ政権は日本を含む各国と二国間交渉を強引にすすめる状況において、国際貿易・投資管理の唯一のルール作りの場であるRCEP協定が急がれています。この時期に我々もRCEPの実態を把握し、今後のアジア・太平洋地域における経済秩序の在り方を考えるきっかけにしていきたいと考えています。また、RCEP神戸会合における国際市民側の取り組みについても報告いたします。
 大変お忙しい中恐縮ですが、ご出席頂きますようご案内申し上げます。

1.日時  2月22日(水)14:00~16:00
2.会場  参議院議員会館 105議室(地下1階)
3.講演  「RCEP交渉の現状と課題」
      石川幸一 亜細亜大学教授

講師紹介:ジェトロ国際経済課長,国際貿易投資研究所研究主幹等を経て現在,亜細亜大学教授。著書に『メガFTAと世界経済秩序』(共編著,勁草書房,2016年)『TPP 交渉の論点と日本』(共編著,文眞堂,2014)などASEAN,貿易問題関係多数。

【主催】TPP阻止国民会議


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